ジャイ子日記

事実は小説よりも奇なり

大切な友達

久しぶりに逢った大好きな友達に、恋愛の悩みをありのまま

全て話しました。私の汚いところもオープンにできる友達。

友達は「かなり前から死んでるのに、あいちゃんだけが

死んでないよ!刺されるところ私は見てないもん!って言ってる

感じだよ。誰がどう見ても死んでるよ!死んでるんだよ!」と

繰り返し、何度も真顔で言ってくれました。何度言われても

私は「マジかー」と、それでも現実を受け入れませんでした。

だけど、あまりにも真剣に「100%ないよ!」と言われ、滅多に

逢えない友達ということもあって、「もう連絡しない」と

言った好きな人に、こちらから連絡してみることにした。

私は「連絡しないんじゃなかったの?」と塩対応で返事が

あれば良い方、最悪スルーかなと思っていた。なのに、即返信がきた。何事もなかったかのように。




そうなると、そうなれば、なんか思ってた人じゃないなと

思うようになり、もういいかな。見誤ったのかも、とまで。

自分の中である程度決着がつきました。それなのに、翌日も

向こうから連絡があって「近くまで行くから逢いたい」と。

100%なくないじゃん!と勘違いしそうになりながら、面倒になって

そのままLINEで告白しました。どうとも思っていないから?

真剣に思っていないから?不本意ながらもLINEで告白なんて

できました。ゲームをしながらLINEして、ゲームをしながら

返事を待ちました。「嘘だろ、いまさら!」と言われました。




その言葉が全てだと思います。私は、綾野剛に結婚して!と

言ってもらえたら、自分が既婚者であったとしても「いまさら」

なんて絶対に言わない。私が連絡を控えていた間も特に何も

してこなかったのに、できなかったとしても「いまさら」は

どう考えても、おかしい。おかしいとしか思えない。




長い間、連絡をせず、それでも心の底では待っていた、私。

この時間のLINEは、まさか?!この曜日だしLINEは、まさか?!

そんなことの繰り返しでした。友達に背中を押されなければ

何にもできなかったと思います。すごく感謝しています。




その後、「好きだけど、付き合うことはないと思う」と続き

「でも、エッチはできるから、好きか嫌いかだと、好きだよ」

と言われました。そんなことなら「彼女がいてもいいなら

たまに会って寝てやってもいい」と言われた方がマシです。




この人、モテないんじゃあ?と思ってしまったところで私の

気持ちが音を立てて崩れて無くなりました。それなのに

「今日は休み?」「ご飯作りに来て」とLINEがきます。




そういう厚かましいところ、何を考えているのか、わからない

ようなところが、好きだったんだと思います。でも、今はそこが

嫌いです。私はずっと長い間、連絡ができずに待っていた。

私が既読スルーすることで、彼が私のことを考えるとは、とても

思えないけれど、もう遊ばれるのはゴリゴリだし、それ以前に

もう好きではないから、やっと終わりにできそうです。




持つべきものは、自分をわかってくれる友達、そう思います。