ジャイ子日記

事実は小説よりも奇なり

悲しみの果てに

Omiaiで一方的に好きになって、課金メッセージした王子様は

実は、前に好きだった人に、とても似ていたからでした。それだけ。

次そこは、あの人みたいな人と!!あんなことも、こんなことも

してみたい!!と意気込んでしまって、一瞬でのめり込んだ。

決してあの人ではないのに。そんなことに気が付いてしまった。




課金して無視されたけれど、それは、あの人ではない。私は

正解にたどり着いた気がしてしまった。前に好きだった人は

私が勝手に好きになって、相手にされなくて諦めた。連絡先は

知っているけれど、悲しいから連絡しないことに決めた。

連絡しないで、と言われてもいなければ、ブロックもされていない。




知らない奴、偽物に傷付けられた(勝手に傷ついただけなのに)

分を本物で取り返そうと思った。ずっとスキスキそれしか連絡は

しなかったことを今更反省した。どうせ相手にされないのなら

どうでもいい話をしてみたい、そう思った。スキスキ連絡するから

それしか返ってこない。どうでもいい話をしたら、どうなる?




フと困ったこともあったので、相談のような感じで連絡してみた。

すると、すぐに返事があり、「こうしたら?ああしたら?」と。

いつも冷たい返事、愛想なしと思っていたのに、そんなことない!

だからといって、まだチャンスあるじゃん!なんて思わないし

とても、思えないけれど、普通に連絡が取り合えて、それだけで

満足して、久しぶりに電車で号泣してしまった。私は身体にダムが

あって、みんなそうかもしれないけれど、普段あまり泣かないから

その分、扉が開いたら止まらなく、とめどなく流れて、溢れてしまう。




久しぶりに泣いたこともあって、すごくスッキリした。自分からは

連絡はしない!二度と会わない!と勝手に決めて、未来を進めていた

ことをやめてしまっただけで、こんなにも楽になるんだと勉強した。

そう考えたら、勝手に傷ついたり、落ち込んだり、塞いだりして

バカだったなぁと振り返って思うことができます。好きな気持ちは

まだあるだろうけど、どうしても欲しい欲しい、は今はない。




人が亡くなったニュースばかり見ているからか、マッチングアプリ

男女のやりとりに即疲れてしまったからか、生きていて好きだなと

思える人に、同じ気持ちになってもらえなくたって、困った時に

ちゃんと相手にしてもらえるくらいの関係で、まぁいいかと思った。




なんだか、いろんなことに対して、不相応に求めていた気がする。