ジャイ子日記

事実は小説よりも奇なり

高嶺の花

野島伸司が大好きです。野島先生が好きなタイプを

「僕を守ってくれるひと」と言っていたので、私は

強くなってしまったほど。そして、野島先生が

弱い部分を見せるから、誰にだって弱いところはある!と

男らしくない人を見つけてしまっても、切り替えできることが

あります。相手により、できないことも、あるけれど。





年齢がバレてしまいますが、私は金曜10時TBSドラマブームの

世代です。人間失格、未成年、聖者の行進、高校教師など。

TBSではないけれど、家なき子世紀末の詩など、野島先生の

作品は、市原隼人の家族のもの以外は全部好きです。




あったかい家族が無理なのかな?と思ったけれど、芦田愛菜

ママ母のものは好きだったから、とにかく市原隼人が嫌

だったようです。いま見たら見られるかもしれないけれど。




聖者の行進やリップスティックあたり?野島先生が世間に

いろいろ言われるようになったり、もともとお母様が

野島先生を嫌いで反対していたり。親に趣味や嗜好に

口出しされたのは、後にも先にも、野島作品だけです。

それでも、本能が必要としているから、無視していますが。





人間失格は、もうだいたいセリフがわかるくらい見ました。

野島先生のお言葉が心地よいので、だいたい言いたいことが

予測できます。私だけではなくて、ファンの人はみんなそう

かもしれないけれど。高嶺の花の後半、喜怒哀楽のあたり

キたな!!とワクワクして「愛していたら、憎めない」は

待っていられずに、声が先に出てしまった。




人を見たら敵と思え!で生きている私は、とても優しくない。

けれど、私のことをフッた人、離れていってしまった人を

憎んだり恨んだりしたことがなくて、不思議に思っていた。

その正解が高嶺の花にあった。私は本当に深く愛していたんだ。




もう脳が血が、野島伸司に染まってしまっているから

染まっているからなのか、求めているからなのか、もはや

わからないけれど、自分は決して間違っていなかった、

これで良かったんだなって、自分を肯定してもらえた気に

なって、今も好きな人のことで毎日毎日苦しいけれど、これも

またきっと、愛しているからだと思えたら、生きていける。




愛とは、究極の自己犠牲と、私は野島先生から学んだ。

私は貢ぐ、まではいかなくとも、尽くしてしまうところがある。

だけど、自己犠牲こそ愛だから、尽くして相手に邪険に

されてしまったとしても、恨んだり憎んだり絶対にしない。

だから、気味が悪い。不思議に思われてしまう。遂には

逃げられる。これからもずっと、そうしたことが続きそう。

それでも、私は、野島先生がいる限り、また人を愛してしまう。




石原さとみは好きではありません。門脇麦ちゃんが良かった。

どうか、野島伸司先生が門脇麦ちゃんを発見しますように。

きっと、門脇麦ちゃんは、当時のいしだ壱成桜井幸子

いともかんたんに超えると思う。それを見てみたい。