ジャイ子日記

事実は小説よりも奇なり

故人を思う

大切な人が亡くなったことがない。

パパはもういないけれど、

別々で暮らしていたので

冷たくなったパパを見ても

実感が湧かなかった。


もしかしたら、私はまだ

パパの死を受け止めて

いないのかもしれない。


小学生のとき、同じクラスの子の

お姉さんが亡くなったからと

授業をほったらかして

(とはいえ先生の計らい)

強制的にお通夜?お葬式?に

行かされた。


どういう立ち居振る舞いを

すべきかハラハラ、ドキドキ

しているクラスメイトの中で

おそらく、私だけが

何で知らない人のお葬式に

行かなきゃ行けないの?

つーか、何で死んだの?

そんなことも知らないで

何を祈るの?

こんな気持ちの奴が

ここにいていいの?


とにかく、ここにいたくない!


と思ったので

緊張して貧血が起きたことにして

倒れたフリ、具合悪いフリして

行かなかった。


今でも、我ながら天才だと

思ってる。


お葬式?お通夜?

そんなイメージ。


パパのときも、ご事情により

キチンと参加しなかった。


だからなのかな?


続く